フレーム状態にしよう!
その1
オーバーホールの第1歩
 ショップでオーバーホールサービスが大人気だという。調べてみると、大体2万円くらいの料金のサービスのようだ。内容はといえば、分解・洗浄・グリスアップ・組立・調整といった工程をたどるようだが、サスペンションなどはオプション料金になるところが多い。もちろん高価な専用工具が必要な個所やプロのノウハウが生かされるわけだからこうしたサービスは安心だ。購入時よりも快適になったという話も多く聞く。
 しかし、である。2万円+αはいかにも高い・・。それによく考えてみれば、オーバーホールの内容も普段ほとんど自分で出来るようなことが多い。加えて部品交換ということになれば、またその分費用がかかる。一通りのメンテをこなせる人ならば、ぜひ自分でオーバーホールをしてみたいものだ。
 うめ吉はコンポーネントをXTに組み替えたのに伴い、スタンプジャンパーを自分でオーバーホールした。それほど大変な作業ではなく、むしろ楽しんで行えた。何せ自分のバイクがよみがえっていく過程を見るのは楽しいものだ。
 さて、ここではそのオーバーホールの準備段階とも言うべく、自転車の分解について掲載した。まずはこれが初めの一歩。(以前撮った使い回しの写真もあります・・(^^;)
さて、いよいよ分解だ!  これが分解する前の状態。いつもは目に見える個所だけを磨き、調整を行い、たまに各所のグリスアップ等をしたりパーツの交換をするわけだが、いわばオーバーホールはそれをいっぺんにやってしまおうということであって、特に真新しいことをするわけではない。
シートクランプも外してしまおう アーレンキー 取り外す順序などというものは厳密には存在しないかもしれない。ここではうめ吉がたまたま行った順序で紹介したい。まずはサドルを外し、クランプを緩めてシートピラーを抜く。その後シートクランプも外してしまう。これが結構グリスが土やホコリを付着させているので汚い。
逆ネジに注意 ペダルレンチ 次に左右のペダルを外す。こればかりはしっかりとした専用工具を使いたい。うめ吉はホーザンのペダルレンチを使っている。これで外れなかったことは一度もない。ちなみによく「逆ネジだから気を付けて!」と言われるが、要は左右とも、レンチを上から後輪側へ回せば外れると覚えておけばなにも難しいことはない。しっかりとブレーキをかけながら行うことがポイント。
チェーンを切る HGチェーン切り 次にチェーンを外す。シマノのHGチェーン切りを使っていくが、チェーンはあらかじめフロントインナー、リヤトップ(一番内側)の位置にしておく。そうすればチェーンは一番たるんだ状態になり、切りやすくなるからだ。
クランクとチェーンホイールを外す 必要な工具一覧 次はクランクとチェーンホイール外し。まず右クランクのフィキシングボルトに8mmアーレンキーをさして外す。次にコッタ抜きをクランクの根元までねじ込んでいき、その後上の写真のようにねじ込み部分を回していく。するとクランクが浮き出てきて、チェーンホイールごと抜き出せるというわけ。右クランクが外れたら左クランクも同様にして外していく。
 しかしシマノのホローテックUを取り付けたため、このコッタ抜きも出番が無くなってしまった。愛着のある工具だったが・・・。
BBの抜き取り  クランクとチェーンホイールが抜けたらBB(ボトムブラケット)を外す。専用工具をBBのネジ山に差し込み、モンキーレンチで緩める。強いトルクがかかっているので注意。ちょっと緩んだら、今度は反対側のワンを緩める。最後は手を使って緩めていく。この工具もホローテックUでは使われなくなってしまった・・・(使用工具の写真は上で紹介)。
抜き取ったBB   ワンが緩んだらBB本体を抜き取る。BB付近からでなくとも、ここはフレームから進入した水がすべて集まってくる個所。抜き取ったとたん水がポタポタたれてくることもある。抜き取った後はしっかり干して水分を蒸発させ、その後パーツクリーナーで汚れを取ろう。
 でもってこのカートリッジ式BBさえもホローテックUでは不要になってしまった・・・。
  
ワイヤー類の取り外し シマノのワイヤーカッター ブレーキワイヤー、シフトワイヤーを外していく。オーバーホール時にはワイヤー類はすべて交換だ。再利用はしないのでワイヤーカッターでどんどん切ってしまい、スピーディに外していく。ただし、Vブレーキのインナーリードユニットは交換しないでまた使うのなら大事に取っておく。
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