2006・第3回Mt.富士ヒルクライム
〜その3〜 |
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伝説となるか、極寒の下り・・・
いよいよ下りだ。とにかく寒い。下りの順番待ちの時、みなぶるぶると震えながら並んでいる。「早く宿へ帰って風呂に入りたい〜」とか「うどん食わせろ!」といった声が聞こえてくる。うめ吉も隣に来た男性から「寒いですね〜。」と声をかけられた。この寒さと霧、スリッピーな路面。「登りよりも緊張しているんですけど・・・」と言ったらその男性は笑っていた。
いよいよ列が動き出した。慎重にブレーキングしながら下る。そのうち列が長くなり、濃霧のせいで前方が見えなくなってくる。あまりの寒さで体が動かなくなり、途中の休憩場所でうずくまっている人もいる。何なんだこれは!? というような下りの状況。うめ吉はまめにペダルを回して空漕ぎをし、何とか我慢して下っていく。この下りの長かったこと! すぐ前の人が霧で見えなくなる。体感温度は気温よりもさらに低く感じられたはず。しかし、うめ吉を救ったのは何と言っても念のために用意したCRAFT製の長袖インナー。今回半袖ジャージの下に着込んだこの冬の通勤のために買ったアイテムが大活躍。加えてゴアの上下レインウェアと昨日買ったスペシャのBGグローブが役に立った。これらがなければ自分も途中でうずくまっていたかも。
早く下りたい一心で、スリッピーな路面状況にもかかわらずスピードは徐々にアップ。一気に下り、北麓公園へ。到着するとすぐにうどんを配布しているブースへ向かう。ゼッケンについている「うどん引換券」をちぎり、ブース内のおじさんに渡す。そして悲劇が・・・。
吉田うどんの悲劇・・・
うどんを受け取り、どんぶりに入った唐辛子を入れようとスプーンを取ろうと思った時だった。おじさんがかじかんでいるうめ吉の手を見て気を利かし、「入れてあげますよ」とにこやかに言ってスプーンを差し出した。「ありがとうございます」と言って見ると、なんとスプーンには山盛り一杯の唐辛子が・・・。「!」と思っていると、それはすぐにうどんのどんぶりの中へ。さすがにいりませんとも言えず、我慢して食べる。
「うう、辛い! でもおいしい。でもやっぱり辛いものは辛い!」
複雑な気持ちで食べ終えると胸焼けがして気持ち悪くなってきた。すぐにボトルに入ったスポーツドリンクを飲む。おじさん、勘弁してよ・・・。 |
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戦い終わったMITIS。この悪天候の中、トラブルもなくよく走ってくれた。ペダルやホイールなど、少しずつグレードをアップしたいものだ。ORBEAバイクは何台か見かけたが、やはり他のメーカーに比べると少なかった。ましてやこのカラーは一台も見ず。やはりレアカラーなのだ。
サドルバッグの中を見たら、入れておいた千円札がびしょ濡れだった。破れないように気をつける。 |
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| すぐに車へ戻って着替え、自転車を収納。とっとと家に帰って風呂に入ろうと考える。雨はいよいよ強くなる。中央高速道の途中のPAで昼食を取ったが、ものすごい雨だった。家に着くと家族がお出迎え。速報メールで記録を知っていたらしく、「1時間30分切れなくて残念だったね〜」と言われる。すぐにMITISをメンテ。さほどフレーム内に水は入っていなかった。ついでに明日からの通勤に備えてスタジャンも整備。こいつでヒルクラに出てみたいなぁとの思いが頭をよぎる。やはりMTBで登っている人を見ると、応援したくなる。来年1時間30分を切れたら、再来年はMTBで出ようかと本気で思ったりもする。メンテ後、入浴。心地よい疲れが体全体に広がった。 |
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数日後、結果が到着。やはり正式記録は1時間31分20秒。ブロンズステッカーまではあと1分20秒だった。しかし初参加であの悪天候、練習ゼロのアップ無し。これは健闘だと自分では大満足。通勤だけでもこれだけ走れるのだ。しかしみんな早いなぁと感心する。
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| 寒かったが単純に楽しかった。山梨県上げてのイベントということで、主催者側に並々ならぬ意気込みを感じた。そして何とも嬉しかったのが地元のボランティアの方たち。おらが町のイベントを大いに盛り上げ、喜んでもらおうという気持ちがすごく良く伝わって来た。ぜひ来年も参加したい。今度はもう少し練習をしよう・・・。 |
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