VOL.4 小机城址
小机城址
 JR横浜線小机駅から北西に徒歩15分、第三京浜をはさんで小机城市民の森が広がっている。鶴見川右岸に突き出た高さ25メートル程の丘で、城山とも呼ばれる。上部は平らに削られており、その名の通りかつては城が築かれていた。築城年代は不明だが、鎌倉時代のことといわれている。室町時代になり、文明9年(1488)に山内上杉家の家臣長尾景春が、家督争いに端を発して反乱を起こしたとき、影春に味方した矢野兵庫助がこの城に立て籠った。上杉方からは江戸城の築城で有名な太田道灌が攻めたが、戦巧者の道灌でも落城までに2ヶ月を要したと伝えられている。その後、小机城は一時廃城となったが、やがて小田原北条氏の勢力下に置かれ、笠原越前守信為が城代となった。この笠原氏の下、近在の武士団は小机衆として組織され、小机城は後北条氏の有力な支城となったが、天正18年(1590)後北条氏の滅亡により、廃城となった。
大倉精神文化研究所のホームページを参照しました〜

 撮影は出勤途中。冷え込みがきつかったため、地面には霜が降りている。この城址の脇を抜けるときはタイムスリップしたかのような不思議な気持ちになる。反対側の対面には横浜国際競技場が見え、いにしえの面影と対称的な景観を呈している。