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2004年07月23日

●サイクル野郎

 今日は夜に会合があったため、自転車通勤はお休みだった。自転車に乗らないとなんだか調子が出ない。自転車はもはや生活の一部となっている。

 さて、夜の会合で思いがけない話を聞いた。ツール・ド・フランスを何となく見ていて、そのおもしろさに感動したという人がいて、その後しばらく自転車の話となったとき、何と自宅の神奈川から九州まで自転車で行ったという人がいたのだ。何でも一週間ほどかけて行ったそうだが、自転車はドロップハンドルのツーリング車ではなく、配達に使うような実用車だったらしい。とは言っても12段ギアくらいあったそうなので立派なスポーツ車だとは思うのだが、それにしてもすごい。初日は雨にたたられ、箱根で一泊。しかも飛び込みで小学校の保健室に泊めてもらったという。いい時代だ。その後伊良子岬、広島等を経て、門司まで行ったときは「走ってきたなぁ」という思いで一杯だったらしい。その人の先輩はさらに実家の種子島まで自転車で行ったとか。鹿児島から種子島を見たときは思わず涙を流したらしい。ツーリング心をくすぐられるような話だ。

 しかし思えばかつてはこのように自転車で遠距離をツーリングする人は大勢いた。自分の足だけで思いがけない遠くまで行くことが出来る。何という素晴らしいことではないか。現代風にMTBでのロングツーリングでもいい。このような経験の中にこそ、現代の喪失感に満ちた生活を救うヒントがあるような気がしてならない。

 九州までは無理だが、夏休みは自転車小旅行をして、少年の日の心を取り戻してみたいと思う。

自転車通勤、今日はお休み。

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