●消えゆく「Handmade in USA」
今日は久しぶりのお休み。台風が来ているので自転車には乗れない。大人しく家にいたが、やはりここのところの疲れがどっと出て、ずっと寝て過ごしていた。しばらくしてネットを始め、、キャノンデールのホームページを眺めた。すると2008年モデルからいよいよキャノンデールも廉価市場に乗り出すとのことで、中国と台湾に生産拠点を移すとのことだった。
思えばキャノンデールといえば、「Handmade in USA」の代名詞のような存在だった。あの極太パイプがずっと憧れだった。しかしいつの頃からか、経営が厳しくなってきたとの噂と共に、アメリカ国内でのハンドメイドが行われなくなってきた。古き良き純アメリカ産のMTBがまた一つ消えたとの寂しい思いに襲われたものだ。現在うめ吉の乗っている'96スタンプジャンパーM2FSは純然たる「Handmade in USA」だが、もはや貴重な存在と言えるだろう。
もちろん台湾メイドが悪いわけではない。むしろ世界一の自転車生産国として、その技術も含め信頼性は高まる一方だ。しかしMTBの母国は何と言ってもアメリカ。その代名詞的存在のスペシャやキャノンデールの自転車が今やそのほとんどが台湾メイドだと考えると、ちょっと寂しくなるのもまた事実だ。
フィッシャーやターナーが遊び心からMTBを生んだ。そしてそれをスペシャやキャノンデールが世界に広めた。「Handmade in USA」。MTBフリークにはたまらない響きが、この言葉にはある。

