タイヤの話1
 買ったときに付いている太いタイヤ。しかし後からスリックに替えたり、チューブを交換したりとメンテナンスは意外と頻繁。そもそもどのリムにどのチューブが使えて、どのタイヤサイズが適合するのか? 簡単にまとめてみました。
 
 まず一般的なタイヤの知識については、下記サイトに詳しいのでご覧下さい。
 ○タイヤの種類とバルブの種類 → IRCのホームページ
 
 自転車のタイヤにはチューブタイプとチューブレスタイプがあります。MTBの場合、まだその大半がチューブタイプなので、このチューブタイプの説明をします。

 それではまず次の記号を見てみましょう。
「26×2.10」。これどう読むかわかりますか? タイヤサイドを見るとこのように刻印されていますよね。これは下記のように読みます。
 これはA,Bともインチ表示になっています。MTBではAのタイヤの内径はほとんど26インチですし、取り回し等考えればこのサイズを選ぶべきです。Bのタイヤ幅ですが、購入時に付いているタイヤサイズは2.0インチ前後の太いものだと思います。MTB通勤の場合、大体1.0インチ〜1.75インチくらいのものを使えばいいでしょう。それ以上太いものはクロカンレースやダウンヒルなどに使われるサイズです。

 なお、チューブタイプはリムの形状により
WO(Wired On)タイヤとHE(Hooked Edge) に分かれます(上記IRCのホームページ参照)。簡単な説明として、WOはタイヤの先端がリムに乗っかっているタイプ、HEはリムに引っかかっているタイプと考えればいいと思います。WOの場合、「B タイヤの幅」表示は1/2などの分数表示になっていて、HEは上記のような小数点表示になります。軽快車はWOで、MTBは大半がHEであると思って間違いないです。
 ところで、ロードバイクや最近人気のクロスバイクなどのタイヤには、
「700×28C」などという表示がありますが、これはフランスミリ表示で、「タイヤの外径×タイヤの幅、対応しているリムの記号」という風に読みます。次表はインチ表示とミリ表示を比べたものです。1インチは25.4mmです。小数点以下まで出しています。
MTB(HE・インチ表示) ミリ表示にすると・・・
26×1.75 660.4×44.45
27×1.0 685.8×25.4
28×1.0 711.2×25.4
 上表を見て分かるように、ロードやクロスバイクで一般的な700Cというサイズは、MTBで一般的な26インチよりも外径の大きいサイズなのです。インチで言えば27〜28インチの中間といったところでしょうか。したがって、径が大きい分距離をかせげるわけですから、ひとこぎで進む距離が長くなります。しかもロードやクロスバイクはMTBよりも軽く、しかも細いタイヤをはきますので、ぐんぐん快適に、スピーディーに進めるわけです。
 しかし、背の低い方や女性にとっては、この700Cというサイズはやや大きめです。ハンドルまでの距離が長くなったりして、結果的に無理な姿勢を強いられることになり、疲労につながりやすくなります。また、未舗装路やコーナーリングの続くようなルートでは取り回しに難があり、思わぬ危険にあうかもしれません。もちろんフレームサイズを考慮したり、パーツを工夫するなどして乗車するわけですが、700Cサイズを選ぶ場合には信用のおけるプロショップでじっくりと相談して購入するのがいいと思います。いずれにしても上記のような問題が無く、通勤ルートも舗装路のみで、長距離通勤をしている人にとっては700Cは最適なサイズであることは言うまでもありません。

 さて、次はタイヤの種類、適合サイズなどについて見ていきましょう。
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