〜第21回ツール・ド・八ヶ岳・その1〜
2007年4月15日(日) 長野県南佐久郡佐久穂町八千穂高原
国道299号(メルヘン街道)佐久穂町堂川原地区より麦草峠(標高2127m)までの約25km。
 八ヶ岳という場所には個人的に大いに思い入れがある。母の実家が八ヶ岳南麓にあり、盆と正月に出かけるのが子どもの頃の最高の楽しみだった。そのせいか、祖父と祖母が亡くなっても、気付けば八ヶ岳周辺に出没することが多いのである。まだ雪の残る麦草峠を登るサイクルレースがあることは知っていたが、年度初めの忙しい季節の開催ということで、今まで参加を見送ってきた。しかし今年はあの市川雅敏さんが大会の競技委員長になり、運営も大幅にバージョンアップするということで参加申込だけはしておいた。幸い参加することが出来、前日の個人ツーリングも含め、楽しい2日間となった。
野辺山ツーリング 前日はちょっと会場とは離れるが、野辺山に泊まることにした。受付を済ましてから野辺山に向かい、早速MITISを組み立て、足馴らしにポタリング開始。ご覧のような高原の景色でとっても気持ちがよかった。自転車は他にはおらず、車もまばら。八ヶ岳、奥秩父の山、甲斐駒ヶ岳に囲まれて何とも雄大な景色。命の洗濯とはこのことだ。
 宿にチェックインをし、ビールを飲んで簡単な食事を済ませ、明日に備えて早めに寝ることにする。
八千穂高原からの眺め さて、レース当日。野辺山から一気に八千穂高原スキー場の駐車場へ向かう。途中あまりに景色がいいので停車して写真を撮る。所々に雪が残っており、レースで登るのが楽しみになってくる。松原湖側から八千穂高原に入ったので、自転車を積んだ車にはほとんど会わず、レースが行われるのか心配になるほど。
まだ閉鎖ゲートが・・・ 冬期通行止めになる麦草峠へのゲート。ツール・ド・八ヶ岳は車の通行が再開する直前に行われるレースで、今日は特別にこのゲートが開くわけだ。あと数時間後にはここを自転車で通ることになる。はたして余裕があるのか、ないのか・・・。
 この後八歩高原スキー場に車を止め、MITISを組み立ててスタート地点の安河原まで降りていく。この下りが寒かったが気持ちがよかった。静かな白樺林の中を自転車の音だけが響いていく。
 
スタート付近 スタート地点に着くと、おお、これだけの人がいるのだと感心。一見して出場者のレベルは高そう。クラブチーム主体で、自転車もバリバリのヒルクライム仕様が多い。ウォーミングアップの様子など見ていても、Mt.fujiのお祭り的な雰囲気とはまるで違う。これは気を引き締めねばとうめ吉もウォーミングアップ開始。ローラー台は無いので、脇道に入って10kmほどアップダウンを流す。
マイペースで登るうめ吉 男子Eクラスがスタート。隣にいた人がスタート直前にパンク。何とも皮肉だ。スタートすると地元の人たちが手を振って応援してくれる。うめ吉も手を振り返して「ありがとう!」と叫びながら進む。アットホームな雰囲気が心地よい。ここのところの激務で疲れていたのでとにかくマイペースを心がける。心拍もさほど上げず、コースも分からないのでかなりゆっくりペース。
 そのうちスキー場手前でMTB女子の矢沢みつみ選手に抜かれる。早い早い、あっという間に遠ざかる。スキー場までは1時間程か。その後いよいよあのゲートを越え、麦草峠へのきつい登りに入る。なるほど、これはきつい・・・。途中で足がだるくなり、速度も落ち放題。心拍は上がらないが、足がどうも・・・。なるしまのジャージの人と抜きつ抜かれつ進む。そのうち男子チャンピオンクラスの選手達が早くも降りてくる。先頭は竹谷選手だ。すれ違いざま、「頑張れ!」と激励の声をかけてもらう。途中後ろから「ハァ、ハァ!」と激しい息づかい。と同時に、齢60歳は越えていると思われるおじさんにサッと抜かれてしまう。何だかこの大会、中高年の人たちがやたらと速いのだ。
 麦草峠のヒュッテを過ぎ、ようやく「麦草峠」の標識が。正直、助かったという感じ。折り返してヒュッテで一休み。下山の順番を待って、スキー場まで下る。隣に駐車していた若者が、「どうでしたか?」と聞いてくる。彼は余裕顔。昼食に買っておいたおにぎりとパンを食らう。閉会式までしばらく寝て過ごす。やがて時間となったので閉会式会場へと向かう。
まだまだ雪が・・・ ここが閉会式会場。スキー場のロッジ脇だ。ご覧の通り雪がたくさん残っている。地元のボランティアの人たちが本当によく働いている。この人達の力添えがあってこその大会だと心から思う。有り難いことだ。
 ロッジ内のメーカーブースを回って眺める。アソスの製品に惹かれるが、あいにく持ち合わせがない。この後の抽選で何か当たるといいのだが・・・。そうそう、豚汁の無料サービスがあったっけと思い出し、場所を聞いたらすぐ上のロッジで配っているという。
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